top of page

音が出るか出ないか

  • 執筆者の写真: Music School AMBER
    Music School AMBER
  • 2020年6月1日
  • 読了時間: 3分

更新日:2020年6月30日

こんにちは。

Music School AMBERのまつもとあきこです。


ずっとやってみたかったことにチャレンジするのは、ワクワクする反面、不安や心配でドキドキしますね。

そんなワクワクとドキドキを抱えて勇気を出して教室に来てくれた方に、楽しくなって帰ってもらえるようなレッスンをお届けできるといいなと思ってます。


 

最初の問題


フルートを手にしてまず問題になるのが


「音が出るか出ないか」


ピアノのように押せば音が出る楽器ではないので、これが最初の問題になります。



私が吹いているのを見て子供がやってみたがったので

とりあえず楽器を渡してみました。


最初は歌口のところにがばっと口をつけて息を吹き込みました。



でも音は出ません。



そしてさらに

一緒に声を出してみたり…

楽器を構えて口笛を吹いてみたり…



でも音は出ません。



それで、吹いているところを見せて、また挑戦。


「空き瓶でぼーっと音を出す感じだよ」

と言うと、音が少し出ました。



フルートに挑戦してみたい人の中には

「音が出るかわからないし、やってみたいけど…」

と思って始めるのをためらっている人もいるかと思います。


確かに楽器との相性はあります。

(スポーツでも向き不向きがありますから)


でも、フルートという楽器に興味を持ってくださったのなら、

音を出すためのコツを一度試してみませんか?

そのコツがわかればしめたもの!ですから


音が出せるまで


やっぱり吹いているところを実際に近くで見てもらうのが一番。

見ただけで

「ああ!そういうことね!」

と言ってすぐ音が出せる人もいます。

すぐコツがつかめたらラッキー。

フルートに向いているかもしれません。


でもここで出せなくてもあきらめないでくださいね。

”アンブシュア”と言う口の形はとても大切なので、いい形で作られているか先生にチェックしてもらったほうがいいでしょう。

一度、鏡で自分の口元を見てみてください。

教則本の図や写真を見比べるといろいろ気がつくことがあると思います。


他にも口への楽器を当てる位置、息の吹く方向や強さ、口の中の形などいろいろ試して欲しいです。そうしているうちに急にコツがつかめて音が出るようになることがありますよ!


そして是非、楽しく根気よく。



音が出せないうちは苦しいし辛いと思いますが、すぐ音が出せなくても根気よく練習して音が出せるようになった人はたくさんいますので、決してあきらめないで取り組んでもらいたいなと思います。音が出るまで一緒に楽しく試行錯誤しましょう!


その人に合った方法を見つける


みなそれぞれ身体も口の形も違うので、アンブシュアやフルートの歌口の穴と唇の正しい位置関係など、音が出る条件は人それぞれ。


だからその人に合った方法を見つけていくことが大切。


今はネットの動画や情報で一人で学ぶこともできますが、最初は悪い癖がつくのを防ぐという事もありますし、一人では気がつきにくい事もありますので、ぜひ専門の先生に聞いてみて欲しいと思います。


一緒に考えて、その人に合った方法を見つけることが出来たとき、先生達は本当に自分のことのようにうれしいものですから。





音が出せたら、吹いてみたい曲はなんですか?



Comments


©2020 by Music School AMBER

bottom of page