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音が出せたら

  • 執筆者の写真: Music School AMBER
    Music School AMBER
  • 2020年6月8日
  • 読了時間: 2分

更新日:2020年6月30日

こんにちは。

Music School AMBERのまつもとあきこです。


音が出せたら今度はどんな音が出したいのかどんな風に吹きたいのか目標や理想があると練習もはかどります。


きっと「この曲が吹きたかった!」とか「あんな風に演奏したい!」とかそういう思いがあるんじゃないでしょうか?


みなさんはずかしがって自分からはなかなか言い出さないのですが、聞いてみると「実は…」と言ってお話してくださいます。


 

目標がある


前に教えていた生徒さん(男の子)のお母様が久しぶりに連絡をくださった時のお話。


「うちに息子の使っていたフルートがあるでしょ。だからね、今度は私がフルートを習いたいのよ!」


とおっしゃいました。

そして目標があるそうで、


「趣味で登山をするの。それで山に登った時頂上で吹いてみたいのよ!」


というのがフルートを習いたい理由でした。



なにを吹きたいのか、どんな風に吹きたいのか、きっとイメージがあったのだと思います。


目標があると達成するためにいろいろ考えます。いろいろ工夫するし、努力も惜しみません。そうやっているうちに気がつくと目標達成しているんでしょうね。


やってみたい事を始める時はいつですか?


私のところに来たフルートはじめての50代の女性のお話。


学校の先生をされていてお忙しかったと思いますが、毎週レッスンに通ってくださいました。


はじめてのレッスンの日どうしてフルートを始めようと思ったのかお聞きしました。


「あと10年経つと60でしょ。おばあちゃんになってからじゃ遅いのよ!やってみたかったことは今始めないと!」


確かに


これからの人生で今が一番若いわけですから。


いつかいつかと思ってなかなか行動に移さない時、この言葉がいつも思い浮かびます。


その後音が出るまでに少しかかりましたが、コツをつかんでからはメキメキ上達して、吹いてみたかった曲を何曲も楽しんでおられました。


「やりたいな」

「やってみたいな」

「出来るんじゃないかな」


こんな風に思うことは、きっとできるようになるんですね。

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