ほかのことから学ぶ
- Music School AMBER
- 2020年5月25日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年7月19日
こんにちは。
Music School AMBERのまつもとあきこです。
全然違う楽器やスポーツなどから学ぶことのお話。
以前からフルート以外のことをしていて
「これってフルートだったら…」
と考えることがよくあります。
なにか経験したことと照らし合わせて考える感じ。
料理や掃除、ほかに経験のある楽器、スポーツ…
これまでに経験したことは全部無駄じゃないんだなあと思うんです。
例えばテニス
テニスでいい球が打てた時はラケットの真ん中にボールが当たっています。いい球が打てた時は腕にも無駄な力は必要ありません。姿勢もタイミングもとてもいいし体にも気持ちのいい感触が残ります。
この感覚は楽器でいい音が出せた時と似ています。
無駄な力は入ってなくて、体は楽でいい姿勢が保たれていて、使った力以上に大きないい音が出ています。
そんないい音がここぞという時に出ると気持ちがいいものです。

例えばバイオリン
バイオリンのレッスンを見ていると、弓で弦を擦って音を出すところがよく見えるのでわかりやすくていいなあと思っていました。
教える側も教わる側も問題があった時は、どう良くないのか、どうなればいいのかが見てわかるので。
管楽器は音を出しているところが見えないので、いい音が出る様子やブレスコントロールがうまくいっている人の様子を見ていても、口の中や体の中がどうなっているのかわかません。
なので、目に見えるものに置き替えてイメージすることをオススメしたいなと思っています。具体的な様子をイメージすると見えない体の中もそれに合わせていい状態になります。

例えばバレエ。
娘(当時3歳)がバレエを習っていた時よくレッスンを見ていました。
そこでは小さい子のクラスで音楽に合わせてスキップをする練習がありました。
自分の腰に手を当てて順番を待っていて、流れている4拍子の音楽をよく聞いて順番が来ると4拍目に踏み出す足をあげて次の1拍目に足を踏み出し音楽に合わせてスキップしていました。
踊りの基本でしょうね。
アウフタクトで準備することは音楽でも基本です。
レッスン中に生徒さんと歩いたりスキップしたり体で感じてみると、その後の演奏が変わります。

どんなことも学ぼうと思えばいろんなことから学べるものなんじゃないかと思うんです。
子供の縄跳びの練習に付き合った時も、「これってフルートだったら…」なんて思ってしまいました…(^_^;)
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